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チーム医療

NST(食事療法)

当院におけるNSTの活動について

NSTとはNutrition Support Team 栄養サポートチームのことをいいます。1970年代に、アメリカで誕生した栄養療法におけるチーム医療です。
我が日本では、1998年に設立され、数施設だったものが2005年4月には355施設に設置されています。当院は2005年11月入院患者様の栄養障害の発見、合併症の予防、ADL向上、早期退院を目指すために設置されました。

NSTの活動内容

当院のNSTは呼吸器内科医師・栄養士・臨床検査技師・薬剤師・看護師・皮膚排泄ケア認定看護師をメンバーとし、定期1回/週金曜日に開催を行い、月末の週には介入者の評価を行っています。
介入方法は、入院患者様を中心に、臨床データ、食事摂取量の少ない方、欠食状態にある方、栄養状態に問題のある患者を抽出し、カンファレンスで各メンバーからの情報提供の中から問題点の確認と最適な栄養法を検討します。また、患者様のベットサイド回診ではヘルスアセスメントより状態評価を行ない、最終的に具体的な内容をサマリーして、主治医に提示カルテに添付しています。

各部署の役割

看護師

栄養管理を必要とする患者様を拾い上げることです。なぜなら患者様の身近にいる看護師は、食事摂取状況や、皮膚の状態、日常生活の活動状態について観察をしています。また、患者様の声に耳を傾け食事形態の調整、嗜好物への配慮、嚥下状態に問題が無いかなど他職種との連携をはかり、NSTの一員として患者様の栄養障害を未然に防止することや、悪化を最小限にとどめることが出来るように努めています。

栄養士

検査値(Alb値)、身体状況、摂取状況をもとに栄養評価を行ない、低栄養患者、又は、今後低栄養が予測される患者様を抽出しています。そして、抽出された患者様の必要栄養量、充足率を算出し、現時点での栄養状態を委員会で情報として提供しています。

臨床検査部

介入する方の栄養アセスメントに関わる検査を実施し、その検査情報をNSTへ提供することにより、チーム医療へ参加しています。検査項目は、栄養状態を評価する指標として重要である血漿蛋白濃度のアルブミンやプレアルブミンが主で、その経時変化やデータの推移を集計し、検査側から考えられる問題点や改善点を考慮し、資料にして情報を提供しています。

薬剤師

該当患者様における投薬状況の確認を行い、薬剤の副作用の確認を行ない資料を作成しています。また、TPN(中心静脈栄養)の検討、PPN(末梢静脈栄養)の検討、経管栄養の検討を行なっています。

最後に、栄養状態がよくないと、病気の治りが遅くなります。栄養状態でお困りのことがありましたら、NST又は栄養士へご相談下さい。

NST委員会一同

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