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ドクターカー事業

ドクターカーの効果

平成21年度厚生労働科学特別研究事業 ドクターヘリ、ドクターカーの実態を踏まえた搬送受入れ基準ガイドラインに関する研究より抜粋


1:院外心停止症例に対する救命効果
→目撃のある心原性心停止症例の一か月生存率が全国平均の2倍以上

2:急性心筋梗塞における救命効果
→来院から治療までの時間が短い傾向にあった。院内死亡率に関してはDC群で、有意に予後が良好であった。

3:外傷症例に対するドクターカーの効果
→重症例ほどDCが救命率改善に有用であることが示された。

4:救急医養成に対する効果


※DC=ドクターカー

ドクターカーは救急車じゃなきゃダメ?

ドクターカーは病院前救急医療を進める上で強力なツールの1つとして機能している。ドクターヘリと比較すると、
・時間帯や天候の影響を受けにくい
・救急現場に直接到達できる
など、ドクターカーのほうが優れている点も多い。

わが国のドクターカーは患者搬送用のストレッチャーを備えていることが条件
(1)高規格救急車を用いて病院内に運転手を含めたチームを常時待機させるもの
(2)病院内に消防分遣所を併設したもの
(3)患者用ストレッチャーを備えた小型のワゴン型乗用車で医師を現場に送り込むもの−−などが試みられてきた。

08年の改正道路交通法
この改正で注目すべきは、傷病者の応急治療を行う医師を現場に運ぶための自動車(ドクターカー)が緊急車両に加えられたこと。
新たに認められたドクターカーは赤色灯やサイレンなどを設置していれば赤信号の通過が可能。これまでのように、医師が現場に駆けつけたくても一般車であるために従わねばならなかった交通規則に阻まれることなく到着できるようになったといえる。