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医療連携について

地域連携クリニカルパス

 当院において機能分化による病診・病病連携は、平成6年浦添医師会の病診連携モデル事業に参加することから始まり、平成13年地域医療支援病院となりました。特に病病連携は、急性期から慢性期、回復期と入院の場を変えていく中で継続ケアを確立し、質を維持することは容易なことではありませんでした。そのような医療体制の変化に伴い他施設では、地域連携クリニカルパス(以下連携パス)で標準化・在院日数の短縮・患者満足度を求めて連携パス作成が取組まれていました。

 当院でも平成16年9月、連携病院である宜野湾記念病院の意向を受け、連携パス作成に取組み、平成17年5月から転院する患者様に対し、入院中の経過やリハビリの経過が記載された連携パスを導入しました。
導入後も、定期的に会議を設け、意見交換や連携パスについて修正など行い、より効率的で有効なパスを目指しました。

 平成18年4月の診療報酬改定では、大腿骨頚部骨折の患者を対象に連携体制が評価され、病院間において連携パスを使用することで、地域連携診療計画管理料(1500点)・地域連携診療計画退院時指導料(1500点)が、加算されることになりました。当院では同年6月より加算をとることができるようになり、宜野湾記念病院の他に嶺井第一病院・海邦病院の2施設が加わり、連携パスを使用しています。地域連携診療計画管理料・地域連携診療計画退院指導料加算の継続には年三回、連携病院との間で地域連携診療計画の情報交換のための会合を開き、診療情報の共有、地域連携診療計画における評価と見直しが義務付けられています。当院においても、年三回の会合を行なっています。会合には、医師・看護師・理学療法士・ソーシャルワーカーが出席し、連携パスの問題点などについて検討を重ねています。

 連携パスを使用することによって患者様は、入院した時点で回復期リハビリ病院での継続ケア・治療が受けられることが説明され、治療に対する意欲の向上が図られるようになりました。医療者側は、転院先での入院期間や入院中の経過が把握することができ、継続ケアに対しての意識を高めることができました。

 さらに、連携病院と職種を越えたコミュニケーションがスムーズにできるようになりました。今後の課題として治療やケア・リハビリが円滑に行うことができるよう、連携パスの見直しを適宜行い、連携パスのフィードバック機能の充実を図り、双方の病院で患者様が安心して継続治療・ケアが受けられ、在院日数の短縮が図られるよう目指していきたいと思います。

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